会長あいさつ

 

2022-2023年度 大村ロータリークラブ運営方針

テーマ:覧古考新(らんここうしん)

「皆で、明日のロータリークラブを考えよう!」

大きな時代の変化を感じます。その変化に恐怖にも似た違和感、緊張感を感じています。居心地の悪さや、やりづらさを感じています。しかし、その変化に合わせて変わっていかなくてはならないことも理解しています。わかってはいるのですが、外力により変わらせられる具合の悪さを感じます。あらゆることが目まぐるしく、なじみづらいスピードで変化していきます。
ロータリークラブも、今、大きく変わりつつあります。変わることを求められています。PETSにおけるテーマも「変化」でした。ロータリークラブにもグローバリズムの波を感じます。インターネットの普及によるところも含め、流動、流入する情報は、我々の処理能力を超えているように思います。
長い歴史の中でロータリークラブも変化をしてきました。変化をしてきたはずです。ロータリークラブが誕生した118年前と同じあるはずがありませんし、大村ロータリークラブが誕生した64年前と同じであるはずがありません。しかし、昨今、求められている変化に、違和感や、心地悪さを感じられている会員の皆さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで、仏教にしろ、儒教にしろ、漢字にしろ、日本人はあらゆる外来の文化を、そのまま受け入れるではなく、日本人としてかみ砕き日本独特の文化としてきました。今、求められている変化についても、そのまま鵜呑み、丸呑みにするのではなく、しっかりかみ砕き、大村ロータリークラブの文化、「大村ロータリークラブらしい」ものにしていかなければならないと考えます。
諸先輩方により脈々と受け継がれてきた大村ロータリークラブの歴史の重みと将来への展望を考え、テーマを「古きを覧、新しきを考える」「覧古考新」とさせていただきました。
入会間もないころによく先輩たちから、種々の事業を行う際、「大村ロータリークラブらしく」と発言されることをたびたびに耳にしてきました。そして、その言葉を聞くと、意味もよくわからないまま、背筋が伸びる思いがした記憶があります。「大村ロータリークラブらしさ」とは何か。それを、あらためて、さらに深く考える一年にしたいと思います。
幕は取り払われました。今年度を、この数年間コロナウイルス感染症の蔓延により我々が失ってきた機会と時間をとりもどし、足元を固め、新たなスタートを切る年度と位置付けます。
会員相互の親睦を深め、大村ロータリークラブらしい一年を作り上げましょう。そして、さらに魅力あるクラブを作っていきましょう。

 

 

 

【大村ロータリークラブ 基本方針】

『 共に過す時間で親睦を深め、未来のロータリアンを育てよう 』

近年、新型コロナウィルスの猛威により、例会をはじめ各事業や委員会など開催することを自粛せざるを得ない期間が続き、ロータリー本来の親睦が出来ない状況でありました。本年度もまだまだ影響は予想されますが、昨年度までと同様に対策を講じながら参加したくなる例会の企画、そして親睦をはかり結束を固められるような例会運営を皆様と共に考えて参りたいと思います。

次に未来のロータリアンとなるべく青少年のリーダー育成をはかるきっかけを創ることを行いたいと思います。また、昨年度声掛けした入会候補者をはじめ、今後も一緒にロータリー活動が出来る会員を本年度も増強しながら楽しい一年にして参りましょう。

【運営方針】

  • 委員会

集まる機会を作ってください。世代を超え、さまざまな職業人が集った組織であることが一番の魅力だと考えます。語り合ってください。活動の内容はそれぞれの委員会の裁量にお任せしますが、少数の会員に負担がかかってしまうことがないように配慮をお願いします。みんなでやりましょう。時には、委員会の垣根越えることがあってもよいと思います。
 

  • 親睦

「ロータリーの原動力は親睦です」。例会に参加しましょう。炉辺会議に集まりましょう。みんなで集い、ロータリーと人生を語り合いましょう。今こそ団結が必要な時です。会員が集まる魅力ある場を作ってください。

 

  • 会員増強・退会防止・公共イメージ

会員数の増加に向け強く取り組んでいきましょう。そうすることで、クラブの魅力はおのずと増すはずです。会員数の純増目標を2名とします。
ロータリーの魅力、大村ロータリークラブの魅力を今一度、みんなで考えてみましょう。そして、発信しましょう。大村ロータリークラブをさらに魅力あるクラブにしていくことが会員の増加につながるものと考えます。会員の増加はさらなるクラブの魅力増加につながります。

 

  • 角館ロータリークラブとの姉妹クラブ再調印式

5年に1度の再調印式を今年度、大村で行います。実行委員会を立ち上げ運営していきます。

 

  • 地区大会、IMの積極参加

学びを得るとともに、他のクラブ会員との交流にもつながる地区大会やIMに、積極的に参加しましょう。
 

  • 石坂ガバナー年度スタートの年

いよいよ、石坂ガバナー年度がスタートします。準備年度ではなく、スタートの年と意識し、クラブ一丸となって、地区運営を行っていきましょう。

 

  • 地区出向委員の支援と情報共有

今年度は、これまでにも増して、多くの地区委員を輩出します。その支援を行うとともに、地区の活動の状況を卓話などを通して、クラブ会員と情報を共有していきましょう。
 

  • 2024-2025年度インターアクト年次大会開催 ホストクラブ

2024年夏、インターアクト年次大会が大村ロータリークラブが支援する向陽高校主幹で行われます。ホストクラブとして準備委員会を立ち上げサポートを行っていきます。

 

  • 地区運営方針を受けて

≪ロータリー奉仕デーへの取り組み≫
大村ロータリークラブでは、これまで大村市が行う清掃活動に賛同し大村湾岸やその周辺の清掃活動に協力してきました。地区方針の中では「マイクロプラスティック回収事業」と謳われていますが、それにとどまらない、環境に配慮した、活動を行いたいと思います。
≪ポリオデーへの取り組み≫
ポリオ根絶までもう少しのところまで来ています。会員への今一度の意識づけと取り組
みを行っていきたいと思います。
≪衛星クラブについて≫
会員数が増えることはクラブの魅力を増大させるものと疑いません。衛星クラブについ
て研究を行っていきたいと思います。

 

  • 数値目標

①  財団寄付目標             1人当たり 150ドル
②  米山記念奨学金事業目標       1人当たり 16,000円
③  ポリオプラス基金への年次寄付目標   1人当たり 30ドル